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転職して1年経ったまとめと2023年の振り返り

2023年のイメージ画像(OpenAI作成)
2023年のイメージ

はじめに

この記事は2023年の振り返りをすることで2024年に気合を入れようという記事、ポエムです。40代のITエンジニアがどういうこと考えて日々を過ごしているのかは少しわかるかも。ITエンジニアチックな話は少なめです。

何日かに分けて書いていたら7000文字弱という文字数になってしまった。それだけ盛り盛りの1年だったということで良いことです。

ベンチャー企業への転職

2023年の1月から株式会社STYZへ転職しました。Syncable という非営利組織向けの寄付プラットフォームサービスを開発しています。創業8年目で40人くらいの会社です。メンバーの全体的に若く、経営陣含めても私が最年長です。転職したきっかけは一緒に働きたいと思っていた人に誘われたため。

今までの所属企業も大企業(従業員1000人以上)のみいうことではなかったですが、最低でも100人以上所属 OR 大企業の子会社だったので会社内部制度等の会社としてあるべきこと?は大体揃っていて運用されているっという状態でした。これも振り返ってみればそう思うというだけで、当時はそんなこと考えてもみなかった。

で、転職してみたらあって当たり前、やってくれて当たり前と思っていたことが多いこと多いこと。これはITエンジニアとして、開発業務は勿論。会社の制度やオフィスそのもの、物品、会社として?社員として?みたいなことなどなど様々です。具体的に書けることはあまりないのですが、誰かがやってくれてたんだなということがとても多く、自分でやらなければならないこと、やり方が決まっていないこと、誰もやっていないこと、そもそもモノがない。そんなことばかり。

ただ、話を聞くと、チーム、会社としては必要。誰かがやらなければならない。やり方を決めなければならないという。っという意識はあるが手が回っていないという状況です。これらを率先して拾っていくことで、経営陣、若い方、中堅、ベテランの方問わずにこいつなんか色々やってくれるぞ?っと思われて信頼貯金の形成に大きく役立ったと思います。拾い方としても「XX探してもみつからないのですがありますか?ないならとりあえず決めちゃうのでレビューお願いします。」みたいな感じでさっさと動いちゃうと、自分のやりやすい形、慣れている形で決めることができるのでとても楽でした。上位者が気になる点あれば後で突っ込んでくれますし。(突っ込みなかったら全体に展開するだけ)

そしてこういう動きをしているとやたら褒められる!!今の会社で一番好きなのはみんな褒めてくれるとこです。大好きです。この文章を書きながら、私はこんなに褒めてもらって喜んでいるのに、皆を褒めているのか?と気づいてしまったので、2024年は良いところ、嬉しかったことは褒めていくことを心がけていきます。

メンバーの会社への共感度

会社のビジョンは「あらゆる境遇を打破できる社会」、ミッションは「民間から多種多様な社会保障を行き渡らせる」というものです。若い会社だからか事業が社会貢献性が高いからなのかはわかりませんが、メンバーの会社ビジョンやミッションへの共感度がとても高い。正直今まで所属していた会社のビジョンやミッションはそこまで意識して働いていたことはなかったのですしそういった方を見たことなかったのですが、今の会社は全然違う。若い方も自分が何をしたいのかを明確に見てそれにあった会社を選んでいるので、方針等を決める際には会社のビジョンやミッションの話が必ずでてそれに沿って話が進んでいく。勿論、お金や数値の話は必要ですしそういう話もしますが、会社として事業としてどのように進んでいくのかの際にはビジョンやミッションに沿っているかが検討されているのは衝撃でした。「Xだと売り上げは上がるがミッションに沿っていないので、そういう方向性は考え直そう」みたいな。

そんな中、私自身はビジョンやミッションに共感したから入社したわけではない。社会貢献という軸で見てもボランティア経験は少しはあります*1が、考えたことすらない人生です。そもそも自分の考えとしては自分が基準なんですよね。パートナーや子もいますが、自分が楽しいからやる。子を可愛がったら子が喜んで私が嬉しいのでやる。みたいな。勿論、1年ほど働いた今となっては回りまわって自分に返ってきて自分が楽しい、嬉しい。というのはありますが、正直よくわからない。

が、そういった興味のない方をどうやって取り込んでいくのか。っというところは、当事者である私のような人じゃないとわからないと思うので、そういったところで戦力になれるかなと思っており、将来的にはその辺りを目標にして動いていけたら良いなと考えています。寄付とかしたことない人に如何に興味を持ってもらうのか面白そうじゃない。

エンジニアリングチームのリーダー

長くIT業界にいますが、実は開発チームのリーダーは初の経験。*2

とはいっても、ロードマップやスプリント等のタスク管理、サービス自体の品質は経験があったので特に問題はなかったはず。目指すことができたかというとそうではないですが、目指すところに近づくような動きはできたと思います。(多分)しかし、メンバーマネジメントに関しては難しい!メンバーのモチベーション向上や今後のキャリア等々。自分自身の経験に基づいたことは話すことができますが、当然人はそれぞれ違うのでそれを考慮するというのがとても難しい。私自身はあまり人の気持ちがわからないので気持ちを読み取ろうとするのではなく、信頼関係を気づいた上でなるべく話してもらうことを目指していきたいなと思っています。

なんでも話してもらうということを意識しているけれど、なんでも言える環境、関係を作るという部分が足りていなかったかなというのは、結構思うところがあります。また、最初はリーダーとして指名されたこと、周りからどう見えるかを意識しなさすぎた点、その後は逆にリーダーとして無理に振舞おうとしたという部分もあるので、自分は自分のままでやるべきことをやるということを意識していくというのも課題です

まぁまぁうまくやれたとは思いますが課題は色々出たので2024年はより良い形で終われるようにしていきたいです。

関係があった方の成長

2023年は前職等で付き合いがあった若い方がそれぞれ花開いていてとても嬉しい1年でした。転職を成功させた方、サービスを開発運用された方、フリーランスとして再開したら見違えるほど強くなっていた方など。自分でいうのもなんですが、大なり小なり影響を与えられたかなという方々なので成功してくれてたのはとても嬉しいです!来年以降も嬉しい話を聞きたいですね。

今年はフリーランスの方と一緒に働くことができたので、来年はもう1人でも一緒に働く機会を作れたらよいなと。

本読んだ

私は全然本を読まない、読めない人なのだけど今年は結構読んだ。とてもえらい。そもそもなんで読んだかというと、基礎ができていないという自覚があるので体系的に学びたいということと、よい年齢になってきたこともあって意識して勉強をしていかないとダメだよねーという思いから。↓にまとめてみたら14冊読んだらしい。技術書典産の薄い本が5冊もあるのでかさ増ししている感はあるけども素晴らしいと思う。読めたコツとしては出勤中の電車の中では必ず本を読むということ。大事な点は5分でも良いことと、帰りの電車は含まないところ。少しでもハードルは低くことが私にとっては継続していくコツなのだと思う。並べた本を見てみると、技術書典楽しかったなという思いが強い。今年も行く予定なので興味ある人は声かけて欲しいです。一緒に行きましょうー!

読んだ本

今後のキャリア

年齢的にも経験的にもベテランと呼ばれる時期になってきて、直近は転職もあり目の前のことをこなすことが多くなると思っていたものの、今後のキャリアについてどうするかなとは思っていました。そういった時に出会ったのがスタッフエンジニア です。私の動きや目指すところがまさにスタッフエンジニアで、将来目指すところが明確になりました。また、名前が付いたことで他のケースを探すことができ、自分に何が足りないのか、どのような動きを行うべきなのかという先行事例、キャリアケースを探すことができることになったのも嬉しいです。私はスタッフエンジニアの4つの原形の中でも右腕の役割を担いつつ、他の役割をこなしていくという感じですかね。具体的にはCTOを補佐しつつ会社全体としてエンジニア組織を作り、非エンジニアに対してもサポートしていくような形で動いていくことを考えています。

勿論、これは今の段階の話であり変わることは十分ありますが、たとえ一時でも人生でキャリアについてはっきりと決まった瞬間というのはなかったのでこれは大きな転機であるはずです。2024年も頑張るぞ!

最後に

まとめると2023年は転機もあり大きく飛躍できた1年だったなという感想です。明らかに考え方や方向性が良い方向に変わっていますし成長を感じます。2024年も同様かそれ以上の感想を抱けるように、「こんな振り返りしてるけど勘違いだったわwww」っとならないように、日々頑張っていきましょー

*1:障害がある子どもの水泳教室。友人から人が足りないので助けてと依頼されたので月1、数年ほど続けた気がする。よく考えたら謝礼が良かったこともあるのでボランティアではなくアルバイトだったのかもしれない。

*2:厳密にはそういう期間はあるにはあったったのですが、リーダーが退職や異動でプロパー社員の合間とかの期間。