結論
l = ['a', 'b', 'c'] s1 = f'{ {s:s for s in l} }' # 中括弧の後にスペースが必要 assert s1 == "{'a': 'a', 'b': 'b', 'c': 'c'}" s2 = f'{ {s for s in l} }' # 中括弧の後にスペースが必要 assert s2 == "{'b', 'c', 'a'}"
※setの方は順番は保証されないので↑のassertは失敗する場合がある
詳細とか
fstring内でdictionaryやsetの内包表記を普通に記載すると内包表記の記載がそのまま文字列となる
l = ['a', 'b', 'c'] s3 = f'{{s:s for s in l}}' assert s3 == "{s:s for s in l}" s4 = f'{{s for s in l}}' assert s4 == "{s for s in l}"
これは中括弧は中括弧でエスケープできるという仕様のため。pep-0489で定義されている。
で、どうすれば良いかというとスペースを入れることでエスケープを回避する。こちらについでも同じドキュメント内に記載がある。